九州大学物理学科の歩き方

偉そうな見出しを付けてはみたものの大した内容は記述されません。 具体的には一年生の参考になりそうな事を中心に据え、 4年間の流れを記述しています。 尚以下の記述は一個人の所感に過ぎず真実と大きく異なることがあります。 また、カリキュラムの変更等により近い将来、記述が無意味になる可能性を孕んでいます。

1年前期〜2年前期

この時期は六本松メインに思考があると思います。
結論から言うとこの時期は情報処理と実験、それと40単位という進級用件さえクリアすればいいのでかなり楽です。
実際まじめに単位を取っていれば1年後期に進級用件はクリアできます。
箱崎の必修は力学Tと電磁気学Tのみ。
他の学部学科に比べてゆるゆると言って良いでしょう。
しかしこの時期に単位をちゃんと取っておくかどうかは2,3年の学生生活を規定します。
箱崎六本松の移動は上の学年になるほどきついです。
また教職を取るのでなければ毎日一限があるのはこの時期だけなのできつくても頑張りましょう。

講義関連について
六本松の講義は担当教官によって内容がかなり変わるのでコメントできません。
物理学基礎実験は一応2コマですが頑張れば3時には帰れます。
いかに二人で協力してやるかが決め手ですね。あとは運です。担当の教官が誰かに因ります。
この単位は出席しなければ単位はないと思いましょう。
箱崎の講義も先生によってある程度変わります。
私が受けたときの感想を一つづつ書いてみましょう。

量子論入門
はっきり言ってなにやったかほとんど覚えてません。
あまり後の講義に関わることもやりませんし単位だけおいしくもらっときましょう。
物理入門
手の運動。実は結構重要な科目。
九大で先駆けてはじめたなどと自慢される。
後につながるのできちんとやっておきましょう。
物理学最前線
何人もの先生が講義してくれますがレベルが高すぎて分かった気にしかならないでしょう。
3年にも似たような科目があるのでその時の方が重要。(その時はその時で難しいのだが。。)
大事なのは先生の顔を覚えることだと思います。(^_^)
レポートさえ出せば単位はもらえます。
熱力学
難しいのか簡単なのかよく分からない科目。
理解していないと統計力学の時困ることがあるかもしれません。
問題演習しておきましょう。
力学T
六本松と違って解析力学の講義
2年の力学Uにつながる。
ラグランジアンは重要。
力学演習
力学Tと連動。
演習は出席してなんぼ。
ちゃんとやっておかないと講義を落とすかもしれないので
アホらしくても出ましょう。
計算機科学T
はっきり言って楽勝。
情報に興味のない人も簡単なので取っておきましょう。
2年前期の計算機Uとは内容のつながりはありません。
計算機科学U
一限で辛いがかなりの楽勝単位なので取っておくことをお薦めします。
試験は持ち込み可。全く勉強しなくても出席さえしておけば取れるはず。
物理数学T
感覚的に物理入門に近いかもしれない。
私の時は持ち込み可でした。
小さな事が出て来すぎて全てを覚えるのは大変。
電磁気学T 電磁気学演習
六本松でやったことを厳密に深く追いかけます。
結構重要な科目で後々までその思考方法や問題の計算方法は役立ちます。
力学U
力学Tの続き。
必修ではないですがハミルトニアンが初出。
理解しておかないと量子力学のとき困るでしょう。

以上、駄文ですね。読んだ方お疲れさまでした。

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