PostScript ファイルを見るには

概要

PostScript (PS) とは、出版業界標準のページ記述言語です。
文字や図の位置を記述するプログラム言語だと言っても良いかもしれません。
尚、以下の文章は 98 年度入学のK先輩の賛助を頂きました。

Windows では GSview というフリーソフトを使用すれば、PostScript ファイルを画面に表示することができます。
Unix システムではプリンタの標準形式となっています。 gv で見ることができます。 (Linux 版の GSview もあるようです。GSview BETA参照)
Mac の人は MacpTeXとその周辺のページで紹介(リンク)されている Macintosh版 Aladdin Ghostscript 5.03 と和田研フォントが参考になるかもしれません(私は Mac は良く知らないので)。
実際問題として Adobe の Distiller で PostScript を PDF へ変換するのが一番楽かもしれません。

入手と設定

詳しく書かれている Web ページを紹介します。

Windows の人は、Shu's Homeが参考になるでしょう。入手から設定まで丁寧に書かれています。
Linux の人は松坂大学の奥村晴彦先生のGhostscript 6.0 on Linuxが参考になると思います。 Linux の場合、インストール CD に入っている場合が多いらしいです。 Vine Linux なら最初から全部入れられます。 最新版を追っかける人はそれなりに詳しいはずだから問題ないでしょう。
Mac は上で書いたところを参考にしてはどうでしょうか。

Tips

GSview で PS ファイルを見るとちょっと汚いです。そこで、 アンチエイリアシングを有効にする方法を書いておきます。アンチエイリアシング とは、ギザギザした部分(ジャギー)をグラデーションで処理し、滑らかに見せる 技術のことです。この機能を有効にすると表示に時間がかかるようになりますが 綺麗に表示されます。

まず、Menu バーから、 Media -> Display settings という風に辿っていって、
Text Alpha 2 bits に設定します(ビット数が上がるほど滑らかになりますが、 その分時間もかかります)。画像も滑らかに表示したい人は Graphics Alpha の方も設定しておけば良いでしょう。また、dpi を調整するともっと良くなるかも しれません。


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